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旅行とかギャンブルとか。。。

ノースレインボーエクスプレスと相良茉優を巡る冒険(その1)

先週の4連休で3泊4日北海道に行ってきた。

本来ならば東京オリンピックの開会式が行われる予定だった日程。

予定通りに開催されていれば飛行機もホテルも高騰、とても旅行に行けるような状況ではなかっただろう。

この場合は"禍を転じて福と為す"と言って良いものだろうか、奇しくもオリンピックが中止になったことで充実の4連休となった。

ちなみに"スポーツの日"は本来10月の"体育の日"を今年に限り7月に移動させたもの。

このおかげで南部杯が平日開催になっているのは競馬ファンにとっては"禍"だろう。

 

旅の始まりは22日羽田空港から。

この日は有給休暇を取得して夕方の飛行機で旭川へ。

緊急事態宣言が明けて以降、車で天理や福島へ行ったりと、小旅行はしていたものの、飛行機に乗るような旅行は2月の北九州以来、約5か月ぶり。

最悪午後休でも大丈夫なよう夕方の便にしたが、久々の旅行で落ち着かず、だいぶ早く空港へ行ってしまったので、もっと早い便にすれば良かったと少し後悔。

 

天気が良くなかった影響か、気流の影響なのか、揺れが激しかったが、旭川空港には定刻通り到着。

到着後はレンタカーを借りて、最初の目的地"Aiba旭川"(場外馬券売り場)へ。

飛行機の到着が19:25、一方で門別競馬場の最終レースが20:35。

空港から市街地が20~30分くらいのため、レンタカーの手続き等考慮するとギリギリかなと思っていたが、飛行機が定刻だったのと道が空いていたお陰で余裕で間に合った。

 

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門別競馬場は無観客開催が続いているものの、ホッカイドウ競馬の場外馬券売り場は営業が再開されていて、久々に紙の馬券を購入。

場内はガラガラ。

以前"Aiba釧路"を訪れた際は地元のお爺ちゃんたちで賑わっていたが、その時は休日でJRAの開催があった日。

地方競馬開催日で重賞も無いとなればこんなものなのだろう。

 

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お目当てだった門別最終レースは1番人気→2番人気→3番人気のガチガチ決着。

家ならばこんな買い目買っていなかった気もするが、旅打ちでは賭け方が大胆になる法則。

三連単2点買いだったのでまずまずの配当に。

旅打ちで大胆に賭けて良いほうに転んだ試しはあまり無かったが、珍しく幸いした。

 

さて、競馬の後は勝っても負けても寿司、これは鉄板。

北海道ともなれば尚更だ。

ということで"北々亭旭川店"へ。

道内5店舗を構える、いわゆる"地場系回転寿司"だ。

食べログの評価も高かったので期待して訪れたが期待通りの内容。

やっぱり北海道の寿司は最高、これは大当たり。

もっとも北海道の地場系回転寿司で外れた試しが無いわけだが。

 

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北海道入りが夜だったこともあり、競馬やって寿司を食べ終えると22時。

翌日の出発が早いということで投宿。

この日の宿は旭川駅近くの"スーパーホテル"。

これまであまり泊まることがなかったが(宇部で2泊のみ?)、綺麗で大浴場がある、"廉価版ドーミーイン"的なイメージなので今後はもっと積極的に使っていこうと思う。

 

これにて初日は終了。

ノースレインボー要素も相良茉優要素も無かったが、一気に書くと長くなってしまうので、その話はまた後日。。。

【村役場巡り】福島県泉崎村【2020/07/04】

以前よりTwitterを見てもらっている方は知っているかもしれないが、約4年前から全国の村役場を訪問する「村役場巡り」を行っている。

巡るにあたって、何をもって訪問完了とするか。

Google等で検索してみると、やはり役所巡りを行っている方々も少ないながら存在するようで、訪問の証として広域交付住民票を発行してもらうといったものも見られたが、これを始めると役場が開いている平日の昼間にしか訪問できず、一気に難易度が上がってしまう。

以上の理由から、外観の写真を撮ってswarmでチェックインすることで「訪問完了」としている。

 

キッカケは4年前、群馬県に日帰り電車旅行に行った際のこと。

特別な目的もなく吾妻線に乗り、終点大前駅で降りた。

この大前駅吾妻線の終点で他の接続路線もなく、来た列車で折り返すしかないのだが、その列車の出発まで数十分ほどの余裕があったことから、駅前の散策をすることに。

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写真は4年前に大前駅で撮ったものだが、この通り駅周辺はこれと言ったものが無く、何となく近くにあった嬬恋村役場に行ってみた。

この嬬恋村役場で何かあったわけでもないのだが、何となく村役場を巡ってみるのもアリかもしれない、そんな風に思ったのがキッカケだ。

 

そんな何となくの連続で始めた村役場巡りだが、始めて良かったと心から思うことが1つ。

 

今まで行こうと思わなかった場所に行く理由になること。

 

全国にはたくさんの街があって、たくさんの観光地があって。

そんなたくさんある土地の中には一生行かない場所もあって。

実は素敵な場所なのに存在すら知らないままの場所もあって。

 

そんな、自分にとって無縁だった土地を訪問する理由になるのが一番良いところだと思っている。

たくさんの行ってみたい場所がある中で「この村に行かなきゃ」という義務感が生じる。

一生知らないままかもしれなかった場所を知ることが出来る。

村役場を通した「知らない土地との出会い」が一番の魅力なのだ。

 

 

前置きが長くなってしまったが、先日福島県泉崎村に行ってきた。(184村中99番目)

泉崎村福島県中通りの南部にある人口6,223人ほどの村だ。

村内を国道4号が縦断していることから工場の立地が多いよう。

 

今回、役場へのアプローチも国道4号からとなったが、国道から役場へと繋がる県道がまさに東北といった雰囲気。

夕方暗くなってからの訪問だったことから余計に強く感じたのかもしれないが、鬱蒼とした木々に覆われた道の先に出てくる泉崎村役場。

「みちのく」という言葉が相応しい。

 

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辿り着いた村役場は新しかった。

どうやら2016年に建てられた新庁舎のようだ。

現在、村として独立したまま残っているところは大体金持ちなんだななんて思いながら庁舎を眺めていた。

わからないと思うが、雰囲気は長野県の朝日村に似ているなとも感じた。

(余談だが、この朝日村ファミリーマート併設型の村役場でとても印象に残っている。)

 

今回は時間が遅かったのと、変にウロウロしていると(時節柄からも)通報されかねないので、写真だけ撮って速やかに村を後にしたが、本当は観光なり食事なりできれば良かったなと思う。

まぁこの辺りはまだ行っていない村も多く、いずれ訪問する機会があるだろうから、その時の楽しみとして取っておくことに、と自分に言い聞かせて。

旅においては"目的を全て達成しない"というのも悪くない。

また訪問する理由になるのだから。

函館スプリントステークス(スポーツ新聞のコラム風)

先週から引き続き、今週も春のG1開催の谷間。

翌週に春のグランプリ宝塚記念を控えて、"休息期間"としている人も多いのだろうか。

二冠が懸ったオークス、ダービーに豪華メンバーの安田記念、無観客ながら各々大いに盛り上がったことだろう。

そんな熱戦からグランプリまでの2週間、英気を養うための期間と捉えるのも妥当なところかもしれない。

 

しかしながら今週の重賞は中々アツい。

ユニコーンステークス

ダートの3歳戦。

3歳のダート戦線はレースが少ないということもあって、毎年将来有望な素質馬が集結する。

ノンコノユメゴールドドリームサンライズノヴァ、ルヴァンスレーヴ、ワイドファラオ…過去5年の勝ち馬は皆G1馬。

3歳ダートの頂上決戦(第1弾)と言っても過言ではない。

 

そしてもう1つの重賞。

先週開幕した北の大地函館競馬場で行われる函館スプリントステークス

土地柄から放牧ついでに出走する馬が多いからか、はたまた単純に出走するレースが少ないからか、こちらもローカル開催のG3にしてはG1でも上位を争えるクラスの出走が多いような気がする。

一昨年の1番人気は同年高松宮記念3着だったナックビーナス、勝ち馬はG1馬セイウンコウセイ。

昨年は後にスプリンターズステークスを勝つタワーオブロンドンが出走。

函館の地で行われる実力馬揃いの電撃戦、このレースを楽しみにしているのも私だけではないはずだ。

 

思い入れというほど大層なものでもないが、このレースには少し縁を感じるような部分もある。

一昨年、競馬を始めて間もない私が、一週間悩みに悩んで選んだ10番人気ヒルノデイバローが2着に好走するも、セイウンコウセイを抑えてなく、万馬券を取り逃したこと。

昨年、数か月前から予定を立てて函館に乗り込むも、薬物の一件により大量の出走取消。

本命対抗予定だったダノンスマッシュとライトオンキューも出走ならず。

 

傍から見れば大した話ではないが、年間のうちいくつかは、"自分にとっては少しだけ特別なレース"というのもあるだろう。

そんな自分だけの思い出を重ねていくというのも競馬の楽しみ方の1つだ。

 

さて、今年の函館スプリントステークス

高松宮記念3着のダイアトニックを筆頭に、やはり今年も面白いメンバーが集まった。

1年越しの忘れ物を取り返すべく、ライトオンキューが本命。

短距離戦ならばゴドルフィン

過去1200mで先着を許したのはダノンスマッシュ、タワーオブロンドン、リナーテの3頭のみ。

スプリンターとしての素質は相当なものがありそうだ。

 

来年は現地で観戦できることを願いつつ、1分少々のドラマを存分に楽しみたい。

美味いラーメン屋の屋台

奈良県天理市

関東圏に住んでいる人からすれば、中学や高校の地理で宗教都市の代表例として出てきたのを思い出すか、もしくは全くの初耳か、そのくらいの認知度だろうか。

ここでは詳しく書かないが、天理教の名を冠するだけあって、市の中心部には天理教関連施設が集中しており、その街並みはまるで異世界

このクラスの宗教都市は国内だと天理市のみ、日本離れした建築物が立ち並ぶ様は一見の価値がある。

 

そんな天理市の名物の1つに"天理ラーメン"がある。

関東のコンビニ等でもカップ麺として売っているので、存在を知っている人も多いかもしれない。

ニンニクの効いた醤油味ベースのピリ辛スタミナラーメンだ。

具には白菜やニラがたっぷりと入っている。

 

この天理ラーメンは天理市内に2系列の店舗がある。

天理スタミナラーメン(通称"天スタ")と彩華ラーメン(通称"サイカ")。

どちらの系列も上記の内容は概ね同じだが、スープの味や具に差があるので、天理を訪れる際は味比べしてみるのも良い。

 

ここからは好みの話になってしまうが、個人的には上記2系列のうち"サイカ"の屋台がお気に入りである。

プライスカットというスーパーの駐車場にて営業している屋台だが、味もさることながら、ラーメンを食べる環境が堪らない。

休みの日に明るいうちから外で食べるラーメン、これほど幸せなものはない。

かれこれ3回ほど訪問しているが、関西圏を観光した後、夕涼みがてらの1杯が格別なのだ。

 

ドライブで関東を金曜日夜に出発、土曜日夕方まで観光した後、帰る前に…なんてプランを立てるにもピッタリなので、興味のある人は一度足を運んでみてはいかがだろう。

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競馬のレコードタイム

本日行われたG1ヴィクトリアマイル

舞台は東京競馬場芝1600m。

単勝1.4倍の圧倒的支持を集めた"現役最強馬"アーモンドアイが直線残り400mくらいから軽く追い始めると、1頭だけ別次元の脚でいとも簡単に突き抜けた。

アーモンドアイと言えば、競馬を知らない人でも名前を聞いたことがあるレベルのスターホース

これまでの実績から考えればこれくらいは当然の結果だったのかもしれないが、その走りを目の当たりにして改めて強さを思い知った。

 

そんな華々しい活躍をした馬の裏で、このレースに"1600m日本レコード保持馬"が出走していたのをご存知だろうか。

 

7枠13番トロワゼトワル。

 

現在の東京競馬場は高速馬場で前残り傾向であることから目を付けた人もいるかもしれないが、単勝123.8倍の12番人気、見向きもされなかったと言っても過言ではない。

昨年9月8日に行われた京成杯オータムハンデ。

中山競馬場芝1600mのコースをトロワゼトワルは1分30.3秒で駆け抜けた。

今日のヴィクトリアマイルの時計が1分30.6秒。

あんなに強かったアーモンドアイよりも早い時計で走っているのだ。

 

思えば競馬におけるレコードタイムというものは、他の競技と比べるとさほど重視されない。

陸上でも水泳でも、"レコード保持者"となれば選手としてこの上ない栄誉のはずだ。

競技の歴史に名前が記され、(少なくとも塗り替えられるまでは)後世へと語り継がれていくものであろう。

 

一方で競馬では、大きなレースにおける活躍は他の競技と相応の価値があるが、レコードタイム自体には大した価値はない。

馬場状態や展開等その時の条件による影響が大きいこと、その他にも理由はあると思うが、とにかくレコードタイムが話題になることは少ない。

 

JRAのホームページで距離別のレコード一覧を眺めてみると、必ずしも歴史的名馬がレコードを持っているわけではないことが分かる。

アーモンドアイの芝2400mやクロフネのダート1600m等、伝説的な記録は確かにある。しかしながら、ここに記されているレースを全てパッと思い浮かべることのできる人はよほどのマニアだろう。

 

競馬のレコードは結構簡単に塗り替えられるし、それも大きなレースでとは限らない。

重賞以外のレースで塗り替えられることもある。

それ故の注目度の低さだ。

 

陸上や水泳では"レコード保持"が強さの証明になる。

だから価値も注目度も高い。

しかし競馬では強さの証明にはならない。(一定の能力がある証明にはなるが。)

 

最も早い時計で走った馬が最も強いわけではない。

その事実にどこか寂しさを感じる。

 

今日のトロワゼトワルはゲートを出て先頭に立つと直線半ばまで粘りこむも、アーモンドアイとその他2頭に交わされて4着。

負けはしたものの、低評価を覆す見せ場十分の果敢な逃げは"日本レコード保持馬"としての意地だろうか。

 

"レコード保持馬"には強くあって欲しいものだ。

初投稿

初投稿。

麻雀で最初の1打を決める感覚。

無難にヤオ九牌から切り始めるか、染めるか、はたまた国士無双やチートイツのような特殊手を狙うか。

思い描いた未来を目標に1手ずつ近付けていく。

 

少なくとも私が投稿するブログはそんな大そうなものではなく、始めてみようと思った理由も"暇だから"と"みんなやっているから"だけ。

特に"思い描いたブログの形"があるわけではない。

それでも第1打を決めるのは難しい。

1打目に切った牌が、河で暗刻になっている未来がありそうで。

 

さて、この先どんな更新を行っていくか。

他人のブログを読む機会が多いわけではないので、勝手なイメージかもしれないが、大きくパターンが2つあるような気がしている。

 

1つ目は特定のテーマ等に拘らず、日々の出来事を綴るタイプ。

これは一見簡単なようで非常に難しい。

この手の文章を書くには、"日常からネタになりそうな出来事を探すセンス"と"些細な日常の出来事を読み物として仕上げるセンス"、2つのセンスが必要だ。

残念ながら私はどちらのセンスも持ち合わせていない。

語彙力皆無、"アド"と"ディスアド"だけで会話を成立させてきたツケだろうか。

こんな文章力では恥晒しもいいところだ。

 

2つ目が特定のテーマに関して綴るタイプ。

これはどうだろうか。

旅行や鉄道、ラブライブ、すすきのや中洲にある類のお店。最近だと競馬、村役場巡りなんかもある。

どれを選んでもある程度は書けそうで、どれを選んでも中途半端。

テーマを1つに絞るのは難しい。

それでも、書くならばこっちしかない。

そもそも、オタク気質なもので"凄く興味のあるモノ"に関してしか文章を書ける気がしない。

 

ということで。

今後は趣味の範疇で何か思いつくことがあった時に更新していきたい。

これを1打目と言っていいものかはわからない。

強いて言うならば、極端な手は消しながらも、平和形は勿論、染め手や暗刻系の可能性は残した"9筒切り"といったところか。(萬子でも索子でもいいけれど。)

無難ではあるがそんなものだろう。

役満を目指している訳でもないのだから。