Village Office

旅行とかギャンブルとか。。。

【ロリコレ2022】女性声優の写真を撮りに行った話

新年あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

2023年の初投稿は年末に参加した"ロリータコレクション2022"の顛末を綴ってみました。

以下、本文です。

 

--------------------------------------------------

時は2022年11月19日(土)18時31分、1つの告知ツイートによって"ペイおじ界隈"に衝撃が走る。

ロリータコレクション2022(以下ロリコレ)にラブライブ!スーパースター‼などで活躍する人気声優・ペイトン尚未さん(@_Naomi_Payton_)が出演決定。

ロリコレとはロリータ衣装に包まれた出演者を自由に撮れる撮影イベントなのだが、一般的に女性声優を撮影できる機会は非常に稀である。

私はラブライブ界隈のことしか分からないが、普段行っているライブやイベント等では当然撮影禁止であり、これは他の声優の場合でも概ね同じなのではないかと思う。

プロ野球の始球式のように、プロスポーツの試合等においてゲストとして出てくる場合なんかであれば撮影可能であるが、基本的には撮影を目的としたイベントではない。

座席から撮影対象までの距離が遠かったり、或いは演出により十分な光量を得られなかったりと、満足のいく写真を撮りたいとなると高価な機材や高度な技術が必要となる場合が多いだろう。

 

今回のイベントは日程が平日な上にチケット代が12,000円と比較的高価ながらも、上記の理由より、推しを整った環境で撮影できる機会は二度とないかもしれないとの思いから参加を決めた次第である。

といってもチケットを入手しないことには参加もできない。

チケットの入手方法は①先行抽選②一般先着③追加販売の3種類。

①→②→③の順で発売されるため、まずは先行抽選に応募し、それで落選した人が一般先着へといった流れだ。

第1部から第4部までの全4回があり、複数回への応募もできる仕組みになっているが、規模感や注目度がいまいち計りにくい。

流石に12,000円のチケットが4回分当選してしまった日には厳しいものがあるが、会場がそこまで広そうではないことと、レアイベントであるということで第1部~第4部の全てに応募した。

都合良く1部だけ当選してほしいと願うも結果は全落選。

SNSで様子を見ると結構な割合で落選してそうだったため、その時は"やっぱり倍率高いな"としか思わなかったが、先行抽選チケットは特典として"2ショットチェキ券"が付属することから枚数をかなり絞られていたようだ。(詳細は後述。)

 

先行抽選で落選して一度は参加を諦めかけるも、続く一般先着で発売開始時刻にスタンバイして購入を試みると何とか第4部のチケットを確保、晴れて参加できることとなった。

ちなみに、発売開始時刻から2~3分程度は売り切れていなかったため、複数回の購入も可能そうで、実際に複数回参加している人もちらほら見られた。(前述したとおりチケットが高額のため私は1回分のみの購入とした。)

 

時は2022年12月26日(月)、イベント当日。

私が参加するのは全4部中の第4部と一番最後の回だったため、早めに会場近くまで移動し、SNS等で様子を探りながら開場時間を待つこととした。

事前にイベントの流れ等に関する告知がほとんど無かったことや、グッズ販売でやや混乱が生じたことなどから、正直なところ運営に不安を感じることもあったが、多少時間を押してそうなものの第1部から大きな混乱はなく進行しているようで一安心だ。

定められた集合時間ちょうどくらいに会場へ到着。

やはり前の部が押しているようで、定刻から10~20分ほど遅れて前述したチケットの購入方法ごとに整列が開始した。

 

イベントはチェキ券販売→撮影会→チェキ撮影の流れで行われる。

まずは各出演者30枚ずつ"2ショットチェキ券"が販売が開始。

これは名前の通り、イベントの最後に出演者との2ショットチェキを撮影してもらえるものなのだが、肝心なのは各出演者30枚限定である点だ。

1部あたりの参加者数が約100名ほどだったため、人気が1人の出演者に被ると全員が希望の券を購入することは不可能となる。

事前から分かっていたことだが、参加者の多くが私と同じくペイトンさんがお目当てであることから、当然チェキ券の倍率も高い。

 

このチェキ券の購入が事前のアナウンスでは先着となっていたが、実際には予めチケットに記載された整理番号順に整列して順番に購入する。

要はランダムだ。

ただし、チケットの購入方法によって枠が分かれており、①先行抽選→②一般先着→③追加販売の順番でチェキ券を販売していく。

購入方法ごとの内訳はおおよそ以下の通り。

①先行抽選:20人

②一般先着:70人

③追加販売:10人

運が良いことに私のチケットに記載された整理番号は"11"。

②一般先着なので実質31番目に購入可能で、出演者1人あたり30枚分の枠があるため、前の人が全員ペイトンさんのチェキ券を購入しない限りは確保できる。

いざ順番が回ってくると少なくとも5,6枚は余ってそうで、無事に購入することができた。

ちなみに、①先行抽選は特典分のチェキ券もあるので、確実に2枚確保できるというかなり優遇された仕組みになっていた。

 

チェキ券販売が終わるといよいよ撮影会が始まる。

今回の出演者は16人。

8人ずつ前半と後半の2チームに分かれて会場内各所で撮影を行う。

会場である鳩山会館は建物と庭園があり、一定の区切られた時間ごとに出演者が移動することによって色々な場所で撮影できるようになっている。

お目当てのペイトンさんは後半のチームだったため、まずは他の出演者を撮影することとした。

 

非常に失礼な話ではあるが、正直なところ他の出演者に関しては全く予習していなかったため、会場内を回ってみてラブライブ!声優に容姿が似ていた見た目が好みだった堀川すずさん(@suzu_barisen)を撮影させていただくことに。

 

続いてお隣にいた佐野さくらさん(@sakura_barisen)も撮らせてもらった。

後から知ったことだが、このお2人は"欲バリセンセーション"という同じユニットで活動しているようだ。

 

部屋を移動して東城アミナさん(@amina_chan_)。

夕方ということもあり部屋によっては光量が厳しく暗めの写真に...。

 

撮影していた参加者は自分含めて4,5人程度と多くなかったため、その分目線やレスポンスを存分に貰うことができた。

囲み撮影で撮影者との距離は大体3メートル程度とかなりの至近距離で撮影することができ、またこんな至近距離でアイドルからレスを貰う機会なんて中々ないため、お目当てのペイトンさんを撮影する前にも関わらず既に相当な満足感。

皆さんとても可愛いく、目線を貰うと逆にこっちが恥ずかしくなって目を逸らしてしまいそうになる。

接近イベント経験の少なさがモロに出てしまった。

 

そうこうしているうちに本命登場の時間が迫る。

ペイトンさんは庭園からスタートとのことなので周辺でスタンバイ。

他の参加者も続々と集まってくる。

ざっと50~60人くらいだろうか、流石に先ほどまでとは違い一度に全員で囲って撮影できる人数ではないため、開始するにあたってスタッフが整列を行う。

横に10人程度が並び、またその後ろに10人、その後ろに10人…と並んでいく。

撮影するのは1列目と2列目で、1列目はしゃがんで撮影、2列目は立って撮影といった具合で、40秒ごとに交代、1列目の人は撮影が終わったらまた後ろに並びなおす仕組みだ。

 

整列が終わると間もなくペイトンさんが登場、スタッフの合図とともに撮影会がスタート。

参加者からの距離はおおよそ3メートル程度だろうか、撮影云々以前に距離の近さに思わず息を吞む。

この至近距離に一定時間以上留まるというだけでも滅多にない経験だ。

 

参加者からのポーズ指定も可能で、「ピースお願いします!」のように声を掛けると応じてくれる。

こんなやりとりも撮影イベントならではだろう。

途中、ポーズのリクエストに応じてくれたら"かわいい"と声を掛けましょうとスタッフからアナウンス。

それ以降はポーズを変えるたびに参加者から"かわいい"の大合唱、ペイトンさんの照れ顔を引き出したスタッフにグッジョブを送りたい。

 

結局、庭園と館内の2箇所でトータル40秒×10周くらい撮影。

体感的にはかなり長い時間撮影できた感覚で、寧ろ最後はカメラを構える腕のほうが限界を迎えるという満足感だ。

自分のようにカメラの技術が高くない者はとにかく数を打つしかなく、ただただシャッターを切り続けた結果、最終的には約1000枚撮影していた。

 

撮影会が終わると最後に2ショットチェキの撮影だ。

前述の通り撮影会でも十分に至近距離だったのだがチェキ撮影時には1メートル以内まで接近、さらにはチェキが出来上がるまでの数秒程度ではあるが1対1での会話もできた。

チェキ券は1枚2000円だが、この内容であれば全然安いものだろう。

一通りのチェキ撮影を終えて裏に捌けるペイトンさんを拍手で見送ることでイベントが幕を閉じた。

 

このような撮影イベントへの参加は初めてで、流れなどに関する情報も無かったことから参加前は若干の不安もあったが、終わってみれば特に大きな混乱もなく、非常に満足度の高いイベントとなった。

出演者やスタッフは勿論、(当然のことではあるが)スタッフの指示に従い良識ある行動を取れる参加者と、恵まれた環境であったと思う。

終始和やかな雰囲気で進行したのも高い満足度を得るに至った大きな要因だろう。

高額なチケットを購入し、平日に有給を取得して臨んだが、参加して良かったと心から感じるイベントであった。

イベントに出演してくれたペイトン尚未さん、そしてオタクが大挙して押し寄せる中スムーズな進行を実現したスタッフの皆さんに感謝だ。

普段は人物の写真をほとんど撮らない私だが、何かに目覚めてしまいそうな1日となった。

 

最後に使用した機材の紹介と、Twitterに上げなかった写真をいくつか載せて〆としたい。

 

【使用した機材】

カメラ:Nikon D500

レンズ:AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR(レンタル)

夕方の撮影で光量が厳しいシーンもあったためF値2.8通しのレンズを選択したのは正解だった。

自前の標準ズームを使用するか悩んだが、レンタルして良かったと思う。

70-200の明るいレンズはポートレート以外でも便利なのでいつか買いたい。

ちなみに周りはSONYのαシリーズなどミラーレスを使っている人が多かったように感じた。(今回のような撮影会であればAPS-Cの連写機よりもフルサイズミラーレスのほうが適しているとは思う。)

スマホ組もちらほら。

 

【おまけ】