ノースレインボーエクスプレスと相良茉優を巡る冒険(その4)
前回投稿の続き。
7月25日(土)。
この日が旅行最終日。
最近、2泊以上の旅行をする場合、最終日の予定を立てずに行ってしまうことが多い。
特に北海道、札幌泊のあと夜の便で新千歳空港から帰るといった旅程の場合はこの傾向が強く、この日も特段これと言った予定を立てていなかった。
乗り放題きっぷなので、特急で少し遠出してみても良いかと考えてみたが、往復するとなるとあまり時間に余裕がないのと、鹿との衝突とかで列車が遅延した場合、最悪飛行機を逃してしまう可能性があることから、札幌千歳周辺で過ごすことに。
まずは昨日から引き続き、相良茉優さん縁の店巡り。
札幌場外市場にある"北のグルメ亭"へ。
この店は直接言及されていないが、"札幌場外市場でウニ丼を食べた"という発言とTwitterにアップされているウニ丼の画像から特定した。
器と盛り付け方から、ほぼ間違いないかと思う。
写真を見比べてから気付いたけれど、相良さんが食べたのは恐らくハーフサイズ。
(https://twitter.com/MayuSgr/status/1214466628437463040)
当然、相良さんと同じくウニ丼を注文。
これはバフンウニ(のはず)。
一般的によく見るのはムラサキウニなので、バフンウニだと高級感がある。
(実際にバウンウニのほうが高い。)
違いはググるとたくさん出てくるので、気になったら調べてみてほしい。
占いで出てくるのがバフンウニ。
実際に会うのはムラサキウニ。
お値段4950円は若干観光地価格かなという感想もあるが、まぁ美味しかったので良し。
ちなみに宿泊したホテルにて、札幌市内で使える3000円分のクーポン券を貰っており、これを使うことで実際には1950円でいただくことができた。
これで本旅行における"相良茉優さん縁の地巡り"は一通り終了。
本来はラーメン屋とジンギスカンも行く予定だったが、どちらも店がすすきのということで、情勢を鑑みて控えることとした。
その後は特にすることもなかったので、Aiba登別室蘭とAiba苫小牧、2つの場外馬券売り場をハシゴするチンパン行程を決行することに。
まずはAiba登別室蘭の最寄り駅、東室蘭へと向かう。
東室蘭でバスに乗り換えて向かうのだが、この乗り換え時間が3分。
そんなに大きい駅ではないことから、定刻通りならば十分間に合う計算だったが、1つ手前の登別で1分前後の遅れ。
通常であれば遅れというほどのものではないが、3分乗り換えとなるとこの1分が非常に大きい。
結局、東室蘭には2分少し遅れて到着。
列車を降りてダッシュでバス乗り場へ向かうも、ちょうど駅舎から出たところでバスは出発していった。
次のバスを待つと苫小牧に行けないこと、タクシーを使うにも少し距離があることから、Aiba登別室蘭の訪問は断念。
泣く泣く来た道を折り返して苫小牧へ。
Aiba苫小牧は駅北口のドン・キホーテ3階。
駅直結で雨の日でも濡れずに行くことができる。
旅行初日に訪れたAiba旭川もそうだったが、道営の場外馬券売り場は商業施設の中に入っているパターンが多いのかもしれない。
地方の場合、イオン併設とかだと便利かなと。
無事"苫小牧場外発売所"の文字が入った馬券を購入。
東室蘭で旅程が狂ったことから、ここで時間に余裕が出来てしまい、特に用事は無いけれど日高本線を往復することに。
これも乗り放題きっぷの恩恵。
苫小牧から約30分ほどで鵡川に到着。
本来は鵡川から先、様似まで繋がっているのだが、2016年の台風10号により不通となっており、つい先日鵡川~様似間の廃止が決定した。
是非一度乗ってみたい区間だったが、永遠に叶わぬことに。
岩手県の岩泉線もそうだったが、ローカル区間は自然災害等による被害を受けるとそのまま廃止になってしまうので、乗りたいと思ったらすぐに行動しないといけない。
"優駿浪漫"の文字が記された車体も、もう二度と馬産地の中を行くことが無いと思うと寂しく見える。
鵡川で時間があれば是非とも道の駅の喫茶店にも寄りたいところだったが、残念ながら10分弱で折り返し。
ここは門別競馬場から近いので、いずれまた来るだろう。
苫小牧で乗り換えて千歳へと向かう。
千歳といえば新千歳空港、旅行においては単なる経由地になりがちだが、千歳市出身の某女性声優さんのおかげで千歳を開拓する機会が増えた。
冒頭に書いた"千歳から帰る場合は最終日の予定を立てないことが多い"というのも、"とりあえず千歳に行けばいいや"という風潮が生んでいるような気がする。
今回は"生ラム モンゴル"というジンギスカンの店へ。
前々日は入れなかったのでリベンジ。
ここは1年前くらいに千歳で宿泊した際に見つけたお店。
調べると他にもジンギスカンの店はあるのだが、偶然入ったら当たりだったのでリピートすることに。
カウンター席があって1人でも入りやすい点も◎。
メニューは特上、上、並、主にこの3種類。
その他はサイドメニューが数種類くらい。
特上と上はラム肉特有の臭みが全くなく、苦手な人でも食べられそう。
ラム肉は値段によって味が顕著に変わるように思うので、安物で苦手意識を持った方は評判の良い店で再チャレンジしてみるとイメージが全然変わるかもしれない。
私自身は肉の臭みに全く抵抗が無く、むしろ好きなくらいなので、並のコスパも捨てがたい。
こちらは特上や上と比較すると"ラム肉"といった風味が少しだけ強い。
上記3種類の肉を1人前ずつにライスとドリンク1杯を付けてお値段3000円を少し超えるくらい。(野菜は最初の1皿は無料で付いてくる。)
実際に食べてみると中々のボリュームがあって大満足。
かなりコスパが良いように思う。
夕飯を食べ終えたので新千歳空港に向かう。
北海道旅行の〆はやっぱり寿司に限る。
ということで空港内にある立ち食い寿司"五十七番寿し"へ。
おおよそ1貫300円~で割と高価だが味は間違いなし。
夕飯として行くと簡単に予算オーバーしてしまうので、毎回旅行の〆として夕飯後に行くようにしている。
これにて北海道旅行は終了。
昨年末の帯広以来、約7ヶ月ぶりの北海道ということで、だいぶ久しぶりになってしまったが、その分より楽しめたように思う。
競馬もしくは女性声優のライブ以外の目的で遠出するのも久しぶりで、改めて純粋な鉄道旅行の良さを味わうこともできた。
"夏は北海道か東北 冬は東北か北海道"
やっぱり旅行は北上するのが最高だ。