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旅行とかギャンブルとか。。。

サンライズ瀬戸旅情編

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先日サンライズ瀬戸に乗って山陽は姫路の競馬場に行ってきたがその時の出来事だよ。

 

 2/11建国記念の日

緊急事態宣言下の競馬場はJRA地方競馬ともに無観客で開催されていたが、兵庫県姫路競馬場のみ何故か通常開催。

姫路競馬場で競馬が開催されるのは1年間でこの時期のみ、しかも休日の開催は建国記念の日天皇誕生日の2日だけ。

ということで、ほぼ日帰りで姫路へ。

 

"ほぼ"というのは今回は2/10のサンライズ瀬戸を利用したためだ。

22時に東京駅を出発、翌朝5時半頃に姫路駅着。

夜出発しているが実質日帰り。

車で出かける際によくやる"0泊2日"というやつ。

車だと完全に弾丸ツアーになるが、電車しかも寝台特急となれば弾丸感は薄れる。

 

サンライズの利用は2回目、約9年前に松江⇒東京で利用して以来。

夜行列車の利用も約8年前に北斗星を利用して以来。

翌朝5時から行動しなければいけないということもあり早めに寝ようと思っていたが、だいぶ久しぶりの夜行列車で中々寝付けず。

浜松辺りで流石に寝ようと試みるも、蒲郡で目が覚める。

その後名古屋を通過し、大垣を過ぎたあたりで寝落ちするも滋賀県内でまたまた起床。

これはダメだと諦めて、そのまま姫路までボーっと過ごすことに。

1日仕事をした後の乗車だったためすぐに寝られると思っていたが、思わぬ誤算だった。

 

もう一つ、今回乗車して一番驚いたのがその速さ。

とても夜行列車とは思わないスピードで東海道本線を爆走していく。

浜松発1:12、次に停車するのが姫路5:25なので、時刻表からもその速さは理解していたものの、実際に乗ってみるとスピード感が凄い。

車端の部屋だからか、走行音がよく聞こえる。

これも寝れなかった原因の1つか。

 

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今回利用したシングルツイン個室。写っていないが2段ベッドになっている。

 

5:25姫路着。

早朝の街に放り出される。

最悪24時間営業のマクドナルドで粘ろうかと考えていたが、ネカフェがあったので入ることに。

9時まで3時間半ほど時間を潰して、いざ姫路競馬場へ。

姫路駅から播但線で2つ目の野里駅から徒歩で向かう。

距離的には遠くないが、直線で入口まで行ける道が無く、駅からおよそ15分ほど要する。

開門約30分前に到着。

特に重賞等の注目レースがある日ではないが、祝日ということで前には10人前後並んでいた。

後から知ったことだが、姫路競馬場には正門と南門があり、私が並んだのは正門のほう。

特別観覧席に入るのであれば南門に並んだほうが近く、そちらのほうが並んでいる人数は多いようだった。

 

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早朝の姫路駅。

 

開門後、記念撮影してくれるというマスコットキャラクター"ひめたん"の横をスルーして一目散に特別観覧席へ。

前述のとおり正門からは少し距離があったため遅れをとったが、何とか席を確保。

もう少し遅かったら満席だったため早めに到着しておいたのは正解だった。

ちなみに姫路駅からの無料バスがあるが、祝日や重賞開催日等の混雑が予想される日はバスより前に到着しているのが無難かもしれない。

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姫路競馬場の特別観覧席はコースに面していない屋内に席があり、レースを見るときは屋外のベランダのようなところに出るタイプ。

ベランダにもテーブル付の座席(自由席)が設置されており、気温がちょうど良い季節なんかはこちらに居座るのも良さそうだ。

特別観覧席の設備としては一般的な地方競馬場と大きく変わらず。

無料の飲み物あり。

特別観覧席内の売店にも軽食があるので、外に出ず食事を摂ることも可能だ。

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特別観覧席からの眺め。パドック側は姫路城を望める。

この日のレースは800mが1レース、1500mが3レース、それ以外は1400m。

直線入り口からスタートして1周する1400mと4コーナー奥のポケットからスタートする1500mがメインのようだ。

その他、1800mと2000mも施行できるようだが、長い距離は重賞等上位クラスのレース限定か。

この日のメインレースはA1クラスだが、1500mのレースだった。

ちなみに馬券は非常に残念な結果。

年末の水沢に続いて大惨敗だった。

最近はあまり地方競馬場に行けてないのもあるが、

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場体重556kgとひと際大きかった馬。

いつも通り競馬の後は寿司から姫路おでんの梯子。

立ち食い寿司の"魚路"に行く予定だったが、さすが人気店、17時台でも行列が出来ていたため、回転寿司の"力丸"に入店。

兵庫県の地場チェーンのようで、姫路の5店舗を中心に県内のみ13店舗を出店しているようだ。

地産メニューもちらほら見られ、この日は"かすみさん"の蟹が推されていたり。

 

新幹線の時間は余裕を見たはずだったが、思いのほか迫っていたため寿司は適当なところで切り上げ。

姫路駅構内のフードコートにある"姫路の地酒と姫路おでん本舗"へ。

フードコートで気軽に、素早く姫路おでんを味わうことが出来る。

5品~のセットもしくは単品で注文でき、特徴である生姜醤油と一緒に提供される。

姫路おでんの、姫路観光における有効性が松本(2016)によって明らかとなったのは周知のとおりだが、やはり旅行者にとっては新幹線の待ち時間で手軽に食べることが出来るのはありがたい。

こういった手軽さが姫路おでん人気の一因であろう。

 

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5品の姫路おでんセット。生姜醤油が付いてくる。

0泊2日の姫路弾丸遠征であったが、朝一で到着して競馬と寿司と姫路おでんを堪能、競馬場の特別観覧席は見晴らしがよく姫路城を望めたりと、非常に長い1日。

姫路遠征とはあまり関係ないが、最近は0泊2日が時間を有効に使えているような気がしている。

夜に出発することで泊まりのような感覚を味わえ、翌朝早朝から行動開始できる。

土曜日であれば翌日が休みのため遅くまで行動できる。

今後も積極的に取り入れていきたい。